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東京大学運動会
卓球部女子
青野 由利 さん
S55卒
はじめに
—————— 現在のご職業について
科学ジャーナリストです。長年、毎日新聞で科学記者・論説委員をしていましたが、現在はフリーランスです。デジタルでコラムを書いたり(https://mainichi.jp/reporter/aonoyuri/)、本を書いたり、東大で客員教授(実態は非常勤講師!)もしています。(近著は『脳を開けても心はなかった』です)
—————— 卓球との関わりについて
子どものころに父と遊びの卓球をしていました。近所の卓球場に連れて行ってもらった記憶があります。中学でも短期間だけ部活動をしていたはずです(メインはマンドリンクラブでしたが)。
東大卓球部での活動
—————— 入部したきっかけ
最初、茶道部に入ってみたのですが、「私にはあわない」と思い、ある日、卓球部の活動の日に体育館をのぞきにいったら、女子の先輩が一人いて(平岡さん=現在の田中さんです)、「つかまってしまった」というのがきっかけです。
—————— 卓球部での活動内容・関わり方について
部活自体は熱心ではありませんでしたが、先輩、後輩との交流は大事でした。
—————— 思い出に残る試合や遠征
女子の人数が少なかったので、へたくそなのにいろいろな試合に出ました。同じ学年の女子(その後医師になりました)とダブルスも組んでいました。私自身は負けてばかりいた気がします。コーチをしてくれていた男子の先輩部員に申し訳ない思いでした。
京大戦や東北大戦などに行きましたが、試合の記憶より、先輩や後輩と楽しく過ごしたのがよい思い出です。
—————— 他にも部活動で印象に残っていること
検見川での合宿が印象に残っています。苦しいけど楽しい。
学業や他の活動との両立
—————— 卓球部の活動と就職活動との両立について
3年で本郷に行ってからは、薬学部の実験で忙しく、ほとんど部活動はしていませんでした。
就活の面接では、「体育会系の運動部だったので、体力にも自信があります」とかなんとか、アピールしていたような気がします。
新聞社に入ってからも、卓球部出身者に知恵を借りていたことがあります。
卓球部の引退後について
—————— 大学時代に卓球部を通じて知り合った方との交流
年の近い先輩、後輩とは、今も交流があります。たまにしかお目にかかれないのが残念ですが、私の財産だと思っています。
新入生・現役生へのメッセージ
—————— 卓球にサークルではなく体育会の部活動として取り組むよさはどこにあるでしょうか?
卓球部に入る前に、同好会をのぞいたことがあります。その時、「どうせやるなら体育会だな」と思いました。技術も、真剣さも、得られるものも、違うと感じました。
—————— 大学生活で何をするか迷っている新入生へのメッセージをお願いします!
私は卒業後に卓球を続けることができませんでしたが、今になって、ずっと続けていればよかったと思っています(ちなみに、コーチを募集中!)。
学部の生活だけでは、年代の違う同窓生や、他大学の人々と知り合うチャンスがありません。卓球部の活動を通じて幅が広がり、さまざまな意味でプラスだったと感じています。
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